そもそも、酵素とは何か
「酵素」は実際に私たちが見ることができるものではないので、イメージしにくいものだと思います。「酵素」を一言で表現すると、細胞や体内で起こる様々な化学変化や化学反応をサポートする働きを持つものです。
具体的にどのような化学反応に酵素が関わっているか・・・
- 食べ物を消化して人間が体内で栄養として使用しやすい物質に変化させる
- 栄養を体内に吸収したりするときに、効率的に行えるようにサポートをする
人間は呼吸をしなければ生きていくことができませんが、その呼吸で得た酸素をエネルギーに変換する際に、ミトコンドリアという物質がかかわっています。呼吸で重要や役割を持つミトコンドリアも酵素の一種ですし、植物が光合成を行うときに、葉緑体という物質が重要になりますが、その葉緑体も酵素です。
このように酵素とは、消化以外にもありとあらゆる体内の反応にかかわっていると考えていいほど重要なものなのです。
では、酵素はどのようにして体内の反応を支えているかというと、1つは反応のスピードや強さを大きくしていることです。
「触媒」という言葉がありますが、触媒は化学反応や化学変化のスピードや強さを強める効果を持つ物質のことです。
酵素は、体内での触媒でもあり、反応のスピードや強さを大きくすることで体内の反応を支えているのです。
例えば、消化酵素がしっかりと働くことで栄養を速く体内で働かせることができるようになりますし、逆に老廃物を速く体外へ排出することもサポートしてくれます。これらの反応が、酵素が身体に良いと考える理由の1つです。
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自分に合った酵素の選択方法を知るにはどうしたらいいのか。
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