酵素とタマゴの似ている点
酵素は熱に弱く高熱で酵素の働きが失われてしまうということがあります。一方でタマゴも熱凝固性という、熱を加えると固まる性質を持っています。
その特徴から言うと、酵素とタマゴには大きな共通点があると言えます。その共通点は酵素とタマゴはどちらもタンパク質からできていることです。
タンパク質の性質や特徴はなぜ熱を加えると変化してしまうのかというと、タンパク質の性質はそのタンパク質の立体構造と密接に関係しているからです。
そのタンパク質の立体構造がタンパク質の性質や機能と大きくつながっているため、立体構造を変えてしまうような大きな力が加わるとタンパク質が変性して、性質が大きく変わってしまうのです。
その大きな力の例として・・・
高温や極端なアルカリ性・酸性の性質、重金属が存在することなどが挙げられます。
このような大きな力が加わることによって、
酵素は酵素としての働きを失ったり、タマゴは固まったりするのです。
このような大きな力が加わることによって、
酵素は酵素としての働きを失ったり、タマゴは固まったりするのです。
タンパク質はアミノ酸から構成されていて、
タンパク質を構成しているアミノ酸は20種類あります。
一概にタンパク質と言っても熱を加えるとすぐに性質が失われやすいタンパク質もあれば、熱を加えたり、重金属が存在していてもあまり性質が失われにくい(変性しにくい)タンパク質もあります。
なので、酵素ドリンクなどで酵素を補う場合も熱を加えてしまったらすぐに酵素が壊れてしまうと考える必要はないのです。
例えば、冷え性に対処するための酵素ドリンクなどでは、冷たい状態で酵素ドリンクを飲むことで逆に体温を下げてしまってはあまり良くはありません。
少し温めの状態でも問題ないことは多いですし、酵素ドリンクそれぞれの飲み方の例を参考にして自分にとって飲みやすい飲み方を見つけるといいと思います。
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