酵素はミキサーで壊れてしまうのか
酵素は体内で様々な反応のスピードを速めることができるので、ダイエットや美容・二日酔いなど様々な悩みに効果を発揮する可能性があります。
酵素を摂取する方法としては酵素ドリンクや酵素サプリメントで酵素を取り入れるだけでなく、生野菜や刺身などの生もの、納豆や豆腐などの発酵食品などを食べることで普段の食事から酵素を摂取していくことができます。
しかし、生野菜はあまりたくさん食べることは難しいですし、納豆のような発酵食品は苦手だという方も多いです。そのような方が普段の食事の中から酵素を補うために効果的な方法として、ミキサーなどを使って酵素スムージーとして摂取する方法が考えられます。
そこで気になることは、ミキサーを使うことで野菜や果物に含まれている酵素が壊れてしまうのではないかということです。
酵素が壊れてしまうことを一般に失活というのですが、失活する主な原因として、高温な熱によって壊れる場合や極端なアルカリや酸によって壊れてしまうことがあるようです。
酵素が壊れる温度は48℃が基準だと言われることが多いですが、酵素には数千以上の種類があり、それぞれの酵素によって壊れる温度が違っています。
確かに48℃程度で壊れる酵素もあるのですが、100℃以上になっても壊れない酵素もあります。なので一般的には60℃くらいが1つの基準だと考えられています。
また、アルカリや酸に関してもお酢などを使って割るというようなことをしない限りはほとんど心配する必要はありません。
なので、ミキサーで酵素スムージーを作ろうとしている場合もあらかじめミキサーを冷水で冷やしておいたり、少し、水を入れるなどの対策をすれば、ほとんど酵素が壊れてしまう心配をする必要はいらないと言えます。
自分にピッタリ合う酵素ドリンクの選び方とは?